電通大生による自殺日記

自殺する電通大生の日常を晒す。

電通大の『学生何でも相談室』を使ってみた

大学1年の秋に、電気通信大学『学生何でも相談室』を利用した。

利用し始めた理由は、まだ大学生活が何とかなるのではないか、という微かな希望を抱いていたからである。


1年前期に単位を落としまくり、後期は履修登録も休学もせず、不登校になっていた。
精神が崩壊し、眠れず、食欲もないのに頑張って食べようと思った夕飯を目の前に泣いた。
何とかして外に出たら、貧血になりスーパーのトイレで吐いた。


そんな状況を相談室のカウンセラーに伝えたら、医療機関を紹介してくれた。(現在も通院中)
次年度から休学するにあたって、休学の手続きも手伝ってくれた。


その点は非常に感謝している。


カウンセラーとは何を話したか覚えていないくらい、中身のない話ばかりしていた。
趣味がジグソーパズルだと言うと、わざわざ購入してくれ、一緒にジグソーパズルをした。


しかし次第に相談室に行かなくなった。


自分は何をしているのか。この話に意味はあるのか。
結局自分は何もできていないではないか。


カウンセラーは全く悪くない。
むしろ自分みたいなクズの相手をさせてしまい申し訳ないと思っている。


自分の大学生活、主に修学関係は改善する兆しがなかったため、行かなくなってから1年くらい利用することはなかった。


完成させなかったあのパズルはどうなったのだろうか。
そのカウンセラーはご退職されたそうだが、自分せいではないだろうか。


電通大生へ。
肉体、精神的にまずいと感じたときは、利用してみるのも一つの手段だと思う。
問題が解決するかどうかは分からないが。

 

人に何を期待して

2021年10月28日(木)

『17歳のカルテ』という映画を観た。良かった。
"自殺じゃない、自分を消したい"
主人公の気持ち、考えを完全に理解できていないが少しだけ分かる。
混乱して書けない。
何かを考えようとすればするほど頭の中から何もなくなる。


何かのせいにしたくなる自分が嫌いだ。
死んだら復讐できないなんてあんまりだ。
死んだらもう一度やり直せる世界だったら良いのに。
殺した奴も、もう一度違う世界で生きれば何も問題はないはずだ。



2021年10月31日(日)

京王線で車内傷害事件が起こった。人が刺されて、シートが燃えた。
似たような事件が小田急線でも起きた。

でも人は時間が経つと忘れる。
今日、被害者を心配している人も、犯人を叩いている人も3日後には忘れている。
1ヶ月後に思い出す人はいるだろうが、1ヶ月間毎日被害者を心配し続けるのは関係者だけだ。

人間はその程度だ。
善でも悪でもない。
たまたまうまく生きているだけ。

明日、京王線を使わない人なんているのだろうか。
いるかもしれないけど、利用者がゼロになることはない。



2021年11月1日(月)~7日(日)

ボーイッシュな格好をするけど、男になりたいわけじゃない。
自分が男だと認識したこともない。
女は求められることが多いし、性的な面で気持ち悪い。
無性なのだと思う。
女物の服は人前では二度と着ない。


あんな家に帰るくらいなら死んでやる。
自分から大学生をとったら何が残る。
これ以上何もとるな。



2021年11月8日(月)~14日(日)

交差点で通りゃんせが流れていた。音響式信号らしい。
ハイトーンの髪色で黒服のお兄さんかお姉さんがきれいだった。遠目だから性別は分からない。
老婆がバスロータリーで電話番号を大きな声で公開していた。誰の番号か知らないがあの場所では言わない方がいい。


フルニトラゼパムを飲むと高確率で不思議な世界に行ける。
メルヘンとかそういうのではなくて、多分、この世とあの世の境に行けるというか落ちる。

今日会った(?)子は16歳の男の子で、気づいたら体が燃やされていたらしい。
火事か、火葬か。おそらく火葬っぽい。
かわいそう。
突然、生きることが終わってしまった。
かなり痩せていた。


死ねないから生きているだけ。
時の流れは早くない。いつも同じ速度。


鬼束ちひろの声は静寂の中に違和感なく、すっと入ってくる。