電通大生による自殺日記

自殺する電通大生の日常を晒す。

大学のグループワークで自分だけ余った話



電気通信大学1年前期に、「コンピュータリテラシー(略してコンリテ)」*1という授業を受けた。この授業の第11回と第14回は総合実習で3~5人のグループを作る必要があったが、クラスの女子で自分だけグループに入っていなかった。

 

期限までにグループに入れなかったため、同じくあふれた人たちを先生がグループにまとめた。
グループメンバーはとても良い人たちだった。


グループ表を見て、女子は女子同士ですでにグループを作っていたことを知り、自分は本当にコミュ障なんだなと思った。


試験に出なかったから自分はコンリテの単位を落とした*2が、2年後に再履修して良を取った。

 

少し世界がやさしく見えた

2021年8月30日(月)~9月5日(日)

8月はずっと甲子園を観ていた。
盛岡大付がベスト16に進んだ。
この時季は高橋優の『虹』を思い出す。
あの曲ほど甲子園にぴったりな曲はない。

野球は決して好きではない。
何かにひたすらに貪欲に、権力に屈せずに、純粋な心で頑張る人間が好きだ。
自分とは正反対だから。


東京五輪も見た。
たまたま東京にいて死ぬ前に五輪が開会して閉会した。

地球上には数字とか言葉では表せない何かがあって、それが世界を繋いでいて、平和の祭典であることを実感した。



2021年9月6日(月)~12日(日)

鬼束ちひろの曲は完璧。
コロナワクチンを打つのに緊張していたが、広場で見た高校生に影響された。
映画『his』を観た。結婚はしたくないが恋愛は憧れる。
天理教のおじいさんがお努めをしていた。火の用心のやつだと1年半近く勘違いしていた。何か唱えていた。



2021年9月13日(月)~19日(日)

ポルノグラフィティが歌っていた。
「三秒後の世界だってわかるはずもない。預言者じゃない」(『真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ』)
来るかも分からない未来について考えるのは無駄だ。


男みたいな奴が女で、女みたいな奴が男。そんな世の中。


女性が2人手をつないで歩いていた。
どんな関係かなんて詮索する意味はなくて、ただ日常の風景の一部なんだ。


高橋優の視点が好きだ。

「どこか遠くの街では出会ったことない誰かが同じような日々を生きてて同じようにこっちを思い描いてて……」(『ロードムービー』)

「……手をつないだ二人が乗ってきて一つ空いた席を譲り合い笑ってる」(『明日はきっといい日になる』)

「適当に時間を潰したまんま人生終わらせちまえるらしい……」(『虹』)

自分も歌詞と似たようなことを考えることがある。


ゾルピデムを飲むと眠れないがふわふわする。
アーモンドチョコのおいしさに気づいた。



2021年9月20日(月)~26日(日)

最近、また変な夢を見る。
現実と混合するほど鮮明ではないが、ふとした瞬間に結びつくような内容。
夢の中ではエアコンのプラグは抜かれていたのに実際には挿してあった。


成人したが特に変化はない。特別なことでもない。


エーリッヒ・フロム*3『反抗と自由』を読み、人間は善でも悪でもなく、元々備わっているものは時代により異なり、生命に対する愛が人間としての性質を表すことが分かった。
フロムの考えは自分が考えてきたことに全く同じではないが近いと感じる。


煙草の味は嫌いだが副流煙は好きだ。
お香も線香も好きだ。
燃えている物が好きだ。



*1:コンピュータの原理や操作、情報倫理などを学ぶ。

*2:レポートは個人作成。自分のせいで他のメンバーが単位を落とすことはない。

*3:エーリッヒ・フロム-ドイツ出身の精神分析学者。生涯にわたって人間らしい生活とは何か、それに必要な社会基盤はどのようなものかを研究した。