電通大生による自殺日記

自殺する電通大生の日常を晒す。

青空を見ると飛び降りたくなる

電気通信大学1年目で取得した単位はたったの9単位である。
通年で成績が出る科目に前期だけ出席したら1単位もらえた。



大学1年の冬、病みすぎてLINEと初代大学用Twitter*1 を消去した。
数ヶ月音信不通になったため親を通じて、親の同級生*2、マンションの管理人に生存確認された。

絶え間ない死への憧れ-2020年

いい人間にはなりたくない。
それは誰かが求めるような立派な人間だから。



長生きしたい人は生きていれば楽しいことがあるとかじゃなくて、自分の人生にまだ満足できていないのだと思う。
人間は思っているよりも欲深い。
そりゃ生きていれば何かはあるけど幸せが人生のすべてじゃない。



速度を落とした。
先に行った彼らの落とし物を、引き返しても二度と見つからない場所に埋めてやろうと。
下衆な思いで。



若者は未来を担う。なんて馬鹿馬鹿しい。



努力は報われない。
努力しなくてもある程度上手くやる方法があることを知ったとき、今までやってきたことが無駄だったと悟った。



人間は案外、人に言われた通りに生きている。
特に若者は何となく生きている。
自身の決断で行動する者はごくわずかだ。

自殺を肯定する理由は、自分が生きた証をつくりたいから。

生きているのは証明にはならない。
絶命して初めて証明される。

自殺は人間にしかできない。
考える我々にしかできない。

自殺も立派な人生ではないか。



倫理的に好ましくないものを好むのは人が苦手だからだろう。
たとえば、絶望して立ち向かえないものに放心する姿。



2020年11月28日

青空を見上げると飛び降りたくなる。かげりのない世界を汚したい。

深大寺に行った。神代植物公園にも行った。
病院の先生は今の時期菊がきれいだと言っていたが、実際はバラがぼちぼち咲いていた。

くじを引いたら大吉だった。
凶が出てくれた方が正直うれしかった。
漢数字を読み間違えたかもしれない。

道で写生しているおじいさんがいた。上手だった。
お姉さんは熱心に写真を撮り、貴婦人はピクニックをしていた。

11月下旬はもう冬だと思っていたけど秋だった。


深大寺本堂-2020年11月28日撮影



*1:Twitter上で#春から電通大、#uec20などを使って電通大生を探し情報を共有していた。

*2:母親の短大時代の友人で京王線沿いに住んでいる。