電通大生による自殺日記

自殺する電通大生の日常を晒す。

大学1年後期、0単位が確定する



電気通信大学1年の後期、履修登録をしなかった。当然0単位である。
学割を発行する以外に大学へ行かなかった。
通年で単位が出る科目の先生から心配のメールが届いたが無視した。
自分は最低だ。

性悪説のその先で-2020年

電車に飛び込んだ人の気持ちは誰にも分からない。
人の人生に踏み込むのはお節介すぎる。



代わりはいくらでもいる。
存在意義なんて空想に過ぎない。



生きることと死ぬことの境目は何か。
死んだこともないのに何が分かるのか。
分からないから悪と決めつけるのは短絡的だ。



人は優しくなれない。簡単には変われない。
自分にとって良い人は誰かにとってはそうじゃない。
良い人間の定義も、誰かが勝手に誰かと比較して作った。
良い人間も悪い人間も存在しない。



人は卑しい。自分と違う人間を理解することはできない。



媚びを売る同級生が嫌いだった。
自分で調べれば分かることをわざわざ先生に聞きに行く。

くだらない。
他人に判断されることに抵抗がないのはおかしい。

いつまでたっても人は横並びにはなれない。ピラミッドのままだ。



「全てを悟ったように語るのはまだ早い」

と未熟な少女が早熟な少年に言った。

全てを悟ることなんてできない。
まだ早い、とかそういうレベルではなくて。
批判する気はないけど、1人分の人生しか生きていないのに、1人分の人生を押しつけることが問題だ。
2人分生きられる人間はいないのに。

もっといい未来がある、君の世界がある、君のためを思って……

それはお前の自己満足だ。善意なら尚更やめてくれ。



組織は必ず退廃する。
人は集まれば必ず衝突する。

指定された箱に閉じ込められて、みんな同じ考えを持つようになる。
反れた考えは排除される。
反れた人間は箱を追い出される。
ワンランク下の箱に移動する。
そしてピラミッドが出来上がる。

上の人間はなるべくして上にいるのではない。
下をつくってその上にいるだけだ。
ピラミッドは積み上げられたものじゃなくて、掘り下げられたものだ。

集団は多ければ多いほど誤りを生む。
誤りはやがて当たり前になっていく。
当たり前は常識になる。
常識はルールになる。
ルールは伝統になる。